靖国神社（千代田区九段北3）で7月13日～16日、都心の夏の風物詩の一つとして親しまれている「みたままつり」が行われる。

　1947（昭和22）年に始まり今年で72回を数える「みたままつり」。境内には大小3万個を超える献灯や懸（かけ）ぼんぼり、献句ぼんぼりが掲げられ、本殿では毎夜、神霊を慰める祭儀が執り行われる。

　期間中は、境内参道や能楽堂を会場に都内で最も早い盆踊り（毎日）や千修吹奏楽団パレード、奉納和太鼓（以上13日）、江戸芸かっぽれ（13日・15日）、阿波（あわ）踊り、日本歌手協会有志による奉納歌謡公演（以上14日）、青森ねぶた、つのだ☆ひろさんによる奉納特別野外コンサート（以上15日）など、さまざまな奉納芸能が繰り広げられる。

　「みたままつり」では、2015年より露店の出店が見合わされていたが、今年、外苑の大村益次郎銅像周辺での出店の再開が決定。子ども向けの露店など約50店舗の出店が予定されている。

　神門の閉門、献灯の消灯時間は各日21時30分。