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四谷三丁目にビストロ「アップバレー」 全国の生産者から食材仕入れる

「UPVALLEY」メニューの一例

「UPVALLEY」メニューの一例

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 ビストロ専門店「UPVALLEY(アップバレー)」(新宿区四谷4、TEL 03-3353-5775 )が四谷三丁目にオープンして、10月19日で1カ月がたった。

「UPVALLEY」メニューの一例

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 オーナーシェフの上谷建太さんは都内のレストランなどで約15年の経験を積み、独立した。「いつか自分の店を持ちたいと考えていたが、周囲の方々に支えられて、この度オープンできた。感謝の気持ちでいっぱい。地元から上京した当時、四谷かいわいはビストロ激戦区でもあり、食べ歩きをして研究した思い出の土地。周辺地域の皆さんに愛され、お客さまに満足いただけるような店を目指す」と話す。

 食材は日本各地から取り寄せるほか、新たな生産者と出会うため、自ら地方に出向くこともあるという。野菜は、徳島や栃木の益子などの農家のものを使う。上谷さんは「店側から指定の野菜を発注することはせず、生産者自身が本当においしいと思う旬のものを送ってもらうようにしている。生産者に絶対的な信頼を置き、私たちはその食材を生かした料理でお客さまに喜んでもらう」と話す。

 メニューは、「阿波産 美ーナスの蒸し焼き 焼き茄子(なす)のソース」(680円)、「茜美人卵オムレツ徳島肉厚しいたけと甘口ぶどう酒のソース」(1,900円)、「仔羊の香草パン粉焼き」(2,800円)など。「メニューは日々変わるので、訪れる度に新たな出合いがあるはず」とも。

 料理は、ビストロで重要なブラウンソースなどのクラシカルな要素を残しながら、「遊び心を大切にし、食材の風味を引き立てるような調理」を心がける。「お客さまに満足いただき、楽しくひとときを過ごしていただくためのメニュー内容を日々考えている。アルコールも、ナチュールワインなども日替わりで幅広く取りそろえる。街に根付き、多くの方に支持され、愛されるような店づくりを行っていきたい」と意気込む。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時30分~23時。日曜定休。

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