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四谷に四川料理店「中国菜酒 蜀留香」 温故知新をテーマに

「中国菜酒 蜀留香」店内の様子

「中国菜酒 蜀留香」店内の様子

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 中華料理専門店「中国菜酒 蜀留香(ちゅうごくさいしゅ しょくりゅうこう)」(新宿区四谷1、TEL 03-5944-0730)が四谷にオープンして、10月4日で2カ月がたった。席数は60席。

「中国菜酒 蜀留香」料理の一例

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 店主の青木弘一さんは中華や洋食など幅広い飲食業界で30年以上のシェフ経験を持つ。出店は「自分の店を持ち、多くの人に料理を通して喜んでいただきたい」と長年構想していたという。青木さんは「四川料理をはじめとする、さまざまな中華料理を提供する。温故知新を大切にしながら、古典中国料理と現代中国料理の融合を目指す。培ってきた経験やノウハウを生かし、ジャンルを超えた技巧で、当店らしい料理を提供したい」と話す。

 四川料理の特徴は、マーラー(花椒と唐辛子)などの香辛料を「ふんだん」に使うことだという。店名の「蜀」は、 成都を中心とする四川省一帯を指す三国志時代の名称。「香り豊かな四川料理から連想し、蜀の香りがとどまるような店にしたいと願いを込めた」とも。

 オープンから間もないが、利用客は老若男女問わず幅広く、既に常連客もいるという。「中華料理には、油が多いイメージを持つかもしれないが、当店では食材に油通しをした後に湯通しを行い、余分な油を抑えている。塩味もしつこくなく食べ進めやすいのも再来店につながっているのでは」と話す。

 メニューは「汁なし担々?」(880円)や「重慶マーボー豆腐」(1,200円)などのほか、煮込んで柔らかくしたハチノスなどのモツを香辛料で和えた「フーチーフェイピェン」(980円)、「揚げナスの四川山椒炒め」(780円)、「牛肉の辛味煮込み」(1,450円)、「深紅のマーラーカオユ」(2,980円)など。コース料理(4,000円~)なども用意し、さまざまなシーンでの利用を想定するという。「洋食や和食の要素も随所に取り入れたり、辛くない料理も多く用意したりと、四川料理を身近に感じてもらう工夫を随所に施す。気軽に足を運んでいただければ」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~13時、ディナー=17時30分~23時(土曜・祝日は22時まで)。日曜定休。

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