スペシャルティコーヒー店「Donish Coffee Company(ドニッシュ・コーヒー・カンパニー)神楽坂通り」(新宿区神楽坂6、TEL 03-6280-7737)が神楽坂にオープンして、9月16日で1カ月がたった。
「Donish Coffee Company神楽坂通り」の外観
経営するDonishは2021年に創業し、「もう一口飲みたくなるスペシャルティコーヒーを」をコンセプトに、豆の買い付けから焙煎(ばいせん)、抽出までを自社で手がける。神楽坂・袋町では焙煎所を兼ねたコーヒースタンドを経営しており、今回が2号店となる。
社長の神藤翔太さんは新宿区生まれで、神楽坂は以前から身近な街だったという。1号店は約3坪の屋外席のみのコーヒースタンドで、来店客の増加に加え、「店内でゆっくりコーヒーを飲みたい」という声が寄せられたことから、2号店の出店を決めた。
2号店では店内席を設け、コーヒーや音楽に「没頭」できる空間を目指して内装や音響にも工夫を施した。神藤さんは「味だけが良くても、接客を含めた体験が良くなければ、もう一度飲みたいとは思ってもらえない。『ドニッシュのコーヒーを飲む』という体験を、もう一度したいと思ってもらえるかを大切にしている」と話す。
神藤さんはコーヒーの品質評価資格「Qグレーダー」を持つ。豆は、フレーバーや甘さ、口当たり、後味などを確認して選び、豆の特徴に合わせて焙煎方法を調整する。抽出では160目盛りのグラインダーを1目盛り単位で調整し、粉の量、抽出時間、湯量を管理してレシピを作る。抽出を担当するスタッフには社内試験も設ける。
メニューは「ハンドドリップ」(700円〜)を中心に、新宿区の「新宿逸品」に認定された「神楽坂ブレンド」などをそろえる。1号店より幅広い豆を用意し、コーヒー豆の販売も行う。今後はエスプレッソやラテ、フードも提供する予定。
神藤さんは「路地裏の3坪ほどのコーヒースタンドで始まり、地域の皆さまや神楽坂を訪れる多くの方にコーヒーを届けてきた。店内席のある店を開くことができたのも皆さんのおかげ。これからも神楽坂や新宿区を盛り上げられる存在を目指したい」と話す。
営業時間は9時〜18時。支払いはキャッシュレスのみ。