ラメ彩画家の滝沢彩輝さんによる「お絵描き教室＆コンクール」が3月5日、神楽坂の赤城神社（赤城元町）で開催された。

「お絵描き教室」参加した子どもたち

　以前から同神社をはじめ地域に根付いた活動を続けてきた滝沢さん。「赤城神社の七夕短冊制作や地域イベントなど、子どもたちに喜んでもらえるような企画をしてきた。今回は、地域の皆さんにも笑顔になってもらえるように、大規模なお絵描き教室を開くことにした。神社の節句行事に合わせて開くことで、子どもたちが健やかで心豊かに成長するようにと願いを込めた」と滝沢さん。子どもたちの豊かな想像力を自由に表現してほしいという思いから、テーマは「わくわく」「夢いっぱい」にしたという。

　当日は、事前に申し込んだ200人の親子が参加し、子どもたちは思い思いの絵を描いた。会場には神楽坂にいるキャラクター「モグハル」も駆けつけた。

　イベント終了後、滝沢さんは「初開催とは思えないほど穏やかに開催できた。子どもたちから『楽しかった』『また来たい』という言葉を聞き、やって良かったと改めて思った」と笑顔を見せた。

　5月7日には2回目のお絵描き教室（事前申し込み制）を予定する。計2回の教室参加者の絵画作品は同神社境内で展示し、来場者が投票できるようにする。そのほか「新宿区長賞」「滝沢彩輝賞」なども設ける。「子どもたちの美術展に足を運び、一緒に楽しんでもらえれば。美術展を通じて、地域の皆さんが明るく笑顔になる交流を促したい」と意気込む。

　絵画作品の展示は6月1日～7月31日。授賞式は7月2日を予定。