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神楽坂で25回目「神楽坂防災ふれあい広場」 3年ぶり開催

抽選ではしご車乗車体験も行われた

抽選ではしご車乗車体験も行われた

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 神楽坂で11月6日、防災イベント「神楽坂防災ふれあい広場」が3年ぶりに開催された。牛込消防署やそのほか団体が参加する防火・防災の呼びかけを目的としたイベントで、今年で25回目の開催。主催は神楽坂商店振興組合。

「神楽坂防災ふれあい広場」備蓄セットの配布

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 当日は「初期消火体験」「はしご車乗車体験」「応急救護体験」などの消防体験コーナーを設けたほか、ふれあい展示「ミニ消防車乗車体験」では多くの子どもたちがミニ消防車に乗り体験会場を周るなどして参加した。イベントでは、牛込第三中学校吹奏楽部が「ミニ防災コンサート」を行い、神楽坂6丁目商店街通りかいわいは盛り上がりを見せた。神楽坂にいるキャラクター「モグハル」も会場を訪れたほか、はしご車と一緒に写真を撮る来場者の姿も見受けられた。「間近ではしご車を見る機会がなく、はしごの高さに驚いた。防災に触れる良い機会だった」などの声も聞かれた。

 「日常備蓄が災害に備える第一歩」と備蓄セットを配布したほか、日本各地で起きた災害の記録写真なども展示し、防災の重要性を訴えた。アルファ米(非常用保存食)を使ったカレーライスも無料で振る舞い、日常では食べることのない非常食の味を確かめる来場者も多く見られた。

 神楽坂商店振興組合理事長の横倉泰信さんは「3年ぶりの開催が実現し、25回目という節目も迎えることができた。防災といっても現代の災害はさまざま。イベントを通して多くの観点から防災を見つめてもらうことで、万が一の事態に備えてもらえれば。長く続いた自粛の期間を経て、改めて人の温かさに触れながら学ぶ大切さを伝えていきたい」と笑顔で話す。

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