まちづくりコンサルタントを行うフォーティR＆C（文京区）は10月26日より、四ツ谷のまち歩きマップ「四谷まち歩きパスポート」の無料配布を行っている。

　同社は今回、観光まちづくり、着地型観光のモデル事業として同マップを作成。11月1日～3日に行われる迎賓館赤坂離宮の前庭公開に合わせ、迎賓館見学後に立ち寄れるスポットや飲食店を「まち歩き」と「食べ歩き」の2つのテーマに分けてまとめた。

　まち歩き編では、須賀神社やお岩稲荷（於岩稲荷田宮神社）、たい焼き「わかば」、錦松梅本店など、四ツ谷の名店、スポット、銭湯など、食べ歩き編では香港麺「新記」、ベトナム・サイゴン料理「ティンフック」、インド料理「ディップマハル」など世界10カ国16のレストラン情報を、それぞれ紹介。掲載先35カ所で配布している。

　「四ツ谷には多くの観光資源があるが、多くの方が迎賓館が公開されていることを知らなかった。迎賓館を見て帰るだけでなく、四ツ谷にあるすてきなカフェに寄ったり、お土産を買ったりと楽しんでいただきたい」と社長の水津陽子さん。来年の公開までの1年にわたり、四ツ谷の魅力や楽しみ方を発信、新たな人の流れを作ることを目指すという。

　迎賓館前庭の公開時間は10時～16時（入場受け付けは15時30分まで）。事前申し込みは不要で、入場自由。