まぜ麺専門店「發来軒(ファーライけん)」(新宿区神楽坂6)が神楽坂にオープンして、9月7日で2カ月がたった。席数はカウンター=8席、テーブル=4席。
店主は、創作中華料理店「遊猿」やメキシコ料理店「北出食堂」などを経て、ラーメン店「MENSHO(メンショー)」で商品開発担当部長を務めた砂長叡輝(すななが えいき)さん。国内外の商品開発などに携わった後、約10年暮らす神楽坂で独立した。
砂長さんは、「中国料理を食べ歩くうちに、拌麺の幅広さを感じ、油そばや汁なし担々麺に続く新たなおいしさを広めたいと開業に至った。創作ラーメンの開発で培った経験や中国料理の探求を生かし、手間暇を惜しまない無化調の味作りや季節の食材、各国のエッセンスを取り入れた期間限定メニューなどを通して、幅広いお客さまに楽しんでもらえれば」と来店を促す。
店名は、中国語で商売繁盛を意味する「發財(ファーツァイ)」の響きから、「福が来る麺屋」という意味を込めて命名し、レゲエ文化で知られる「ラスタファーライ」にもかけたという。赤と緑を基調にした看板などで、「レトロな中華とネオカルチャー」を組み合わせた雰囲気を演出する。
メニューは汁なしのまぜ麺が中心で、「麻辣拌麺(マーラーばんめん)」と「日式拌麺」(各1,100円)を提供する。麻辣拌麺は、国産豚肩ロースを使った肉みそに、自家製ラー油、花椒、ゴマだれ、季節の野菜などを合わせ、太麺に絡める。日式拌麺は、カツオやさば節を使ったしょうゆだれにユズ果汁やカツオオイルを合わせ、ほぐし豚や刻みのり、三つ葉などをトッピング。日本の油そばをベースにアレンジした。
うま味調味料を使わない味作りにもこだわり、夜は「ファーライチキン」や「自家製水餃子」などのつまみと、中国の蒸留酒を使った「白ボール」などを提供する。
営業時間は、ランチ=11時〜15時、ディナー=17時〜22時。月曜定休。