NHKのバラエティー番組「ブラタモリ」で12月22日、四ツ谷・飯田橋を含む「江戸城外堀」を舞台とした内容が放送される。

　タレントのタモリさんが独自の視点でユニークな街歩きを展開する同番組は、2009年10月に第1シリーズの放送を開始し、現在第3シリーズを放送中。今回は、今年2月に放送した「江戸城外堀編」に未公開映像を盛り込み、「江戸城外堀 超拡大版 “外濠と鉄道の深～いカンケイ！」と題した放送枠拡大のスペシャル版を放送する。

　番組では、現代の街並みに残る江戸や明治の石垣の秘密、飯田橋から水道橋に向かう甲武鉄道の痕跡、迎賓館の横を通る御所トンネル、江戸時代からこの地にある市谷亀岡八幡宮、今回特別にテレビカメラが潜入したという外堀地下の巨大鉄道施設などを紹介。古地図を手に、実際に外堀を歩きながら外堀の秘密を徹底的に追跡する。

　「ペットと一緒の初詣」「ペットの七五三」などでも知られる市谷亀岡八幡宮（新宿区市谷八幡町）の急な石段の途中には金刀比羅宮が祭られており、外堀ができた当時から鎮守の社とされてきた。昨年11月下旬に撮影が行われ、2月の番組放送後には、「多くの参詣者が訪れ、正月が2度来たかのような大反響だった」という。

　放送は22日22時～23時13分。