
『2027カレンダー 猫猫是好日』
日本各地の野生動物を撮影しながら、京都の古民家で8匹の猫と暮らす写真家・大島淳之さん。猫たちと過ごす、かけがえのない日々を切り取ったカレンダー『2027カレンダー 猫猫是好日(ねこねこ これこうじつ)』が、9月3日に辰巳出版より発売されます。
大島淳之さんは、世界最高峰の自然写真賞 Wildlife Photographer of the Year 2023への入賞をはじめ、ロンドン自然史博物館など4大陸25ヶ国で作品が展示されるなど、国内外で注目を集める写真家です。近年は活動の幅をさらに広げ、2026年1月には東京都内で写真展「猿と猫と」を開催。2月にはBS-TBSの番組「ねこ自慢」で特集されました。
本カレンダーには、自由奔放な猫たちの楽しくて愛しい瞬間の数々を収録。未公開作品に加え、X(@atyk12)で大きな反響を呼んだ写真の中から、選り抜きの作品も掲載しています。

【5月】
大島淳之さんより
「小さな古民家を舞台に、8匹の大家族が繰り広げるドタバタ激。ありふれた日常には、かけがえのない時間が詰まっています。毎日が日曜日の猫たちに暦はありませんが、猫たちと暮らすようになって、僕は不思議と季節の移ろいや時間の尊さを、いっそう強く感じるようになりました。」

【1月】買い物してきたものを片付けていると、「ちょび」が隣で忙しそうにトイレットペーパーをほどいていました。「正吉」のサポートも効いています。何でも遊び道具にしてしまう猫たちのおかげで、掃除と整理整頓が日課になり、家の中はずいぶんすっきりしました。

【2月】毎朝、猫たちは縁側のキャットタワーに集まって庭を眺めます。この日やってきたのは「さくら」以外の六つ子たち。なぜか全員揃わないところも、らしいところです。タワーでの配置から、それぞれの個性や猫同士の関係性が垣間見えます。

【4月】野良猫だった「ハク」が僕の家の納屋で産んだ子猫たち。生後1ヶ月の六つ子は、おぼつかない足取りでちょろちょろと動き回っていたかと思えば、急にエンジンが切れたように眠り始めます。お調子者、目立ちたがり屋、人見知り――この頃から少しずつ、それぞれの個性が見え始めています。

【7月】襖の隙間から、立ち入り厳禁の仕事部屋をのぞく悪猫三銃士。まずは切り込み隊長の「ちょび」が突破口を開き、「とら」と「正吉」があとに続く――。これが3匹のいつもの手口です。新しい刺激を求めて、猫たちは常に目を光らせています。

【12月】先住猫の「めい」はいつも僕のことを見ていて、そばにいることを望みます。僕が仕事に集中していると、寝室から障子戸越しにアピールして、必死に気を引こうとしてきます。ほかの猫たちもみんな甘えん坊ですが、甘え方はそれぞれです。
