ハイネケン ジャパン（新宿区本塩町）が昨年5月から発売している商品「Heineken Extra Cold」の導入店舗が今夏100店舗を超えた。

氷で覆われた「Heineken Extra Cold」専用サーバー

　同商品は、通常5℃～7℃で提供されるビールを、「0℃以下」の温度で提供。専用のサーバーも冷却し氷で覆われていることから見た目にも涼しさを演出し、すでに世界100カ国以上で展開されている。

　日本での展開は、昨年5月12日にオープンした「REGOLETTO BAR AND GRILL」（港区）での導入を皮切りに順次拡大、順調な売り上げや導入店の増加などにより昨年末までに目標としていた50店舗での展開を達成。飲食店だけではなく「東急ビアガーデン」（渋谷区）や「めざせ！お台場合衆国」などイベント会場での期間限定の展開を含め、現在、北海道から沖縄まで全国106カ所で展開している。

　四谷三丁目近くのレストラン「FAIRFAX GRILL」（新宿区舟町、TEL 03-3353-6450）では、7月上旬より同商品を導入。同店の並木さんは「今まで1杯だったお客さまが2杯飲んでくださるようになった。冷たくておいしいと好評」と話し、氷で覆われているサーバーを見て「あれは何？」と聞かれることも多いという。

　広報担当者は「導入したいという飲食店からの問い合わせが多く入っており大変好評」と話し、8月からは、六本木エリアを中心とした導入店で来店客自身が「Heineken Extra Cold」からビールを注ぐ体験イベントも予定するという。同社は、「2009年中に200店舗での展開」という新たな目標を設定した。