新興FC「ホールドバゲット」、IT企業・インスパイアーへ直営店譲渡

商品開発やフランチャイジー育成用施設としての役割を担う旧「四谷三丁目店」

商品開発やフランチャイジー育成用施設としての役割を担う旧「四谷三丁目店」

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 「ホールドバゲット」や「プライム・フルーツ」のフランチャイズビジネスを手がけるフルハウス・ジャパン(新宿区左門町)は7月8日、インスパイアー(港区)との業務提携を発表した。

ヨーロッパスタイルのホットドック「ホールドバゲット」

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 「ホールドバゲット」は、オリジナルのフランスパン(バゲット)を利用したヨーロッパスタイルのホットドックで、同社は2007年12月に1号店「四谷三丁目店」のオープンを皮切りに、直営店は「汐留シオサイト店」「ららぽーと豊洲店」「味の素スタジアム店」と店舗数を拡大。フランチャイズについては森下仁丹(大阪市)が「ユニバーサルシティウォーク大阪店」を展開している。(現在、四谷三丁目店は商品開発、フランチャイジー育成用施設に転用)

 「プライム・フルーツ」は、既存のホールドバゲット店でも提供しているもので、無添加・無加氷・無加糖のフルーツジュース。ジュース単体での「小さなフランチャイズパッケージ」として展開可能で、現在直営店として「新宿三越アルコット店」がある。

 提携に伴い、「ホールドバゲット」「プライム・フルーツ」の2つのブランドについて、インターネットセキュリティービジネスを展開するインスパイアーに直営店4店舗の営業・運営権を譲渡。提携内容には業務アプリケーションの開発・導入のITシステム化なども含まれる。

 同社は今後、権利ホルダーの立場からブランドの管理や、店舗運営指導などフードビジネスのコンサルティングを行っていく。

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