市ヶ谷台の防衛省で「盆踊り大会」-年に1度の一般開放

思い思いの衣装で踊りを競う「部隊対抗踊り」。中には仮装や派手なペインティングで参加する部隊も。

思い思いの衣装で踊りを競う「部隊対抗踊り」。中には仮装や派手なペインティングで参加する部隊も。

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 防衛省(新宿区市谷本村町)内で7月26日、「盆踊り大会」が開催された。

隊員たちによる力強い「和太鼓演奏」

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 市ヶ谷自衛隊と市ヶ谷自衛隊友の会の共催となる同イベントは、地域住民との親睦を深めることを目的に1960年から行われているもの。

 17時30分から行われた盆踊り大会では、一般参加の自由踊りのほか、「和太鼓演奏」「部隊対抗踊り」「婦人部踊り」などが行われ、参加者たちの楽しそうな笑顔が広がった。15時~21時の開放時間中には、自衛隊員たちによる「チャリティー売店」や「こども花火」、輪投げやストラックアウトなどの「ゲームコーナー」の催しも。

 同イベントは、市ヶ谷地区町会の協力のもと、周辺地区の掲示板などで告知を行い、毎年約3,500人程度の参加者があるという。「地域の方からは『(自衛隊員がいる関係で)安心してお酒が飲める日本一安全な盆踊り会場だ』という声をいただいています」と広報は話す。

 2000年に六本木地区から本部を市ヶ谷地区に移した同省。市ヶ谷地区は約23ヘクタールに、敷地内に起居する自衛官を含めて約1万人の職員が勤務している。通常は事前申請などが必要な同省への入場を、同日のイベントに限り最小限のセキュリティーチェックのみで広く一般に開放している。

隊員たちによる力強い「和太鼓演奏」(関連画像)一般開放され家族連れなどを中心ににぎわう省内(関連画像)防衛省、「パセリちゃんツアー」-20代女性限定の自衛隊体験(市ケ谷経済新聞)陸上自衛隊、防衛省前で「東京マラソン」ランナーを応援演奏(市ケ谷経済新聞)防衛省

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