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半蔵門の英国館跡地に国民公園「半蔵門園地」 英国庭園をイメージ

「国民公園皇居外苑半蔵門園地」イングリッシュガーデン(環境省提供)

「国民公園皇居外苑半蔵門園地」イングリッシュガーデン(環境省提供)

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 環境省が整備していた「国民公園皇居外苑半蔵門園地」(千代田区一番町)が3月15日、開園した。

「国民公園皇居外苑半蔵門園地」正門

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 半蔵門園地は、2015(平成27)年に駐日英国大使館敷地のうち5分の一に当たる約7000 平方メートルの土地が日本に返還されたことにより、国民公園である皇居外苑の一部として整備された。

 園地内には、駐日英国大使館の跡地だった歴史的背景を来園者に感じてもらうため、桜やローズポールなどを配置し、英国を象徴する自然風景を取り込んだ「イングリッシュ・ガーデン」のデザインを取り入れた。

 敷地の東側には、大使館敷地時代にケンブリッジ公爵ウイリアム王子が植樹した桜「太白」があり、「来園者の憩いの場所となるように」と、ベンチなどを置くテラスを整備した。西側は将来的に施設などを計画していることから、現時点ではフリースペースの芝生広場となっている。

 環境省は「国民公園としての多様なニーズに応えるよう、魅力ある空間を創出していく」という。

 開園時間は9時~17時(10月~2月は16時まで)。入園無料。

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