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半蔵門「オシュンティーシガー」が1周年 西アフリカ発祥のお茶を提供

オリジナルティー(750円~)や本日のパフェ(1,200円)などを提供

オリジナルティー(750円~)や本日のパフェ(1,200円)などを提供

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 半蔵門のカフェ「Oshun Tea Cigar(オシュンティーシガー)」(千代田区麹町1)が7月22日で1周年を迎える。

「Oshun Tea Cigar」 店内

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 店名やメニュー名にもなっている「オシュン」は、ナイジェリアに住む「ヨルバ族」で信じられている川の女神。同店は、西アフリカにある国々の土着の神や部族に発想を得たオリジナルブレンドティーを提供する。

 店主の植村真弓さんは毎年訪れるほど西アフリカが好きで、現地の空気を肌で感じてきたという。独特な文化の面白さに引かれ、いつか日本で西アフリカの文化を取り入れた店を持ちたいと思うようになった。「お茶は、日本でも西アフリカでもなじみのある嗜好(しこう)品。神々の名前に着想を得たオリジナルティーを作り、大好きな女神のオシュンに捧げたいと考えた」と植村さん。

 メニューは、半発酵茶とナイジェリアのホールハイビスカスなどで仕上げた「Oshun(オシュン)」や、ナイジェリア産の辛みの強いショウガを加え、オシュンの夫でもある神「Shango(シャンゴ)を表したドリンク(以上800円)など。ほかにも、アフリカ産のカカオやバオバブの実を使うなど、日本では目にする機会が少ない材料を使う。フードは、パフェやスイーツなどを用意。「本日のパフェ」(1,200円)は、お茶のゼリーと日替わりフルーツをトッピングして提供する。ナイジェリアの主食の一つであるウガリに似せた餅のようなスイーツなども人気だという。 

 「タムタム」と呼ばれる太鼓をイメージした椅子など、内装にも西アフリカの文化を取り入れた。植村さん自身が作った色鮮やかな装飾や床のタイルなども特徴。「メニューも、内装も、西アフリカの文化を感じられる希少な場所として知ってほしい。将来はナイジェリアなどでも店を持ちたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~17時。月曜・水曜定休。

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