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飯田橋に神社と縁結びがテーマのかき氷店「縁結かき氷」 帰り際にほうじ茶も

「抹茶と桜あん」 抹茶シロップと煎茶シロップのダブル掛け。煎茶シロップは自分で「追いシロップ」を掛けることができる。

「抹茶と桜あん」 抹茶シロップと煎茶シロップのダブル掛け。煎茶シロップは自分で「追いシロップ」を掛けることができる。

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 飯田橋に3月26日、神社と縁結びをテーマにしたかき氷店「縁結かき氷」(新宿区下宮比町)がオープンした。席数は18席。

縁結かき氷「神宮塩キャラメル」

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 経営はグリンティーナ(新宿区)。CEOの小泉優子さんは、日本茶インストラクター協会の日本茶インストラクターで、日本茶普及協会の茶育指導士としても活動している。野菜ソムリエプロの植松めぐみさんは、日本美腸メソッズ協会のレシピ監修にも携わっている。

 「縁結かき氷」は、伊勢から届くイチゴやかんきつ、静岡県産のキウイなど国産の材料を使い、野菜ソムリエプロである植松さん手作りのシロップを掛ける。環境に配慮し選定した市場の規格を外れ廃棄もままならないものも採用しているとも。お茶を使ったメニューは、放棄茶園の支援活動なども行う日本茶インストラクターの小泉さんがプロデュースする。かき氷の頂上には鳥居をモチーフにしたロゴマークのふやきを乗せているのが特徴。帰り際には、ほうじ茶をお持ち帰り用に渡す。

 「冷たいものを食べた後に、温かいお茶を飲むとすごくおいしく感じると思う。お茶を楽しんでいただきたいという気持ちがあるので、最後にお茶を楽しんでいただくためのかき氷でもある。煎茶は70度程のぬるいお湯で入れるとおいしいが、ほうじ茶は100度熱々で入れるとおいしい。冷えた体に熱いお茶だとよりおいしく感じると思い、ほうじ茶にした」とも。

 開店の背景には、小泉さんと植松さんが神社好きである共通点があったという。「神社へ行くと、自分のことだけでなく、家族や自分の周りにいる大切な人の幸せを祈る。そして普段よりすがすがしい気持ちになる。神社に足を運んで、皆さまが清々しくて幸せな気持ちになるよう、神社へ足を運ぶきっかけになればという思いで、駅の近くに神社がある飯田橋に店を構えた。オープン日にもこだわり、一粒万倍日と天赦日と寅の日が重なる、今年一番の幸運日である3月26日にした。ぜひ当店にお越しいただいて、笑顔になってもらえたら。かき氷を食べて、最後にほうじ茶を飲みながらまち歩きを楽しんでいただければ」と小泉さん。

 メニューは、抹茶シロップと煎茶シロップのダブル掛けかき氷「抹茶と桜あん」、神塩を使った塩キャラメルのかき氷「神宮塩キャラメル」、インドのミッタルティーハウスの紅茶を煮出し、スパイスを利かせたシロップを使ったかき氷「チャイ」、「お伊勢さんイチゴ」、「黒蜜ミルク」(以上1,200円~1,500円)など。

 営業は土曜・日曜・祝日の11時~16時。平日定休。

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