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神楽坂に南イタリアンレストラン、一点物の南伊製インテリアも

外壁のタイルはイタリア製。ネオンも現地の看板を再現した。

外壁のタイルはイタリア製。ネオンも現地の看板を再現した。

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 神楽坂に11月14日、南イタリアンレストラン「トラットリア ラ・タルタルギーナ」(新宿区赤城下町2、TEL 03-6265-3146)がオープンした。店舗面積と席数は、1階=約9坪・15席、地下1階=約7坪・12席。

イタリアでオーダーメードをした特製食器

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 店長は神楽坂出身の濱崎さん。10年前に南イタリアのプーリア州に渡り、1年間の修業の後、日本とイタリアを行き来しつつ修業を重ねた。自宅の改修に合わせ、同店のオープンに踏み切ったという。店名の「タルタルギーナ」とは「小さなカメ」という意味。現地で修業していた際、濱崎さんがカメを飼っていたことにちなんだ。

 「南イタリア料理の特徴は、トマトや魚介などを使った、庶民の味に近いもの」と話す濱崎さんの言葉の通り、メニューはアサリやメカジキ、生うになどの魚介類やトマトを使用したメニューを幅広くそろえる。そのほか鶏肉や国産牛を使用したメニューも用意。中でもひょうたん型のチーズを牛肉で巻いた「プーリア名物 カチョカパッロチーズを巻いた牛肉のボンベッテ」(3,200円)は、「国内で食べられるのはここだけではないか」と濱崎さん。

 パスタメニューに使用するのは全て生パスタ。トロッコリ、ニョッキ、焦がし小麦を使った特製のオレキエッテなど、さまざまな種類の生パスタをその日のうちに仕込んで提供する。ワインは食前酒から赤ワイン、白ワインを多数用意。

 コーヒーにはナポリなどで高いシェア率を誇り、ブルボン家でも飲まれていたという「ボルボーネ」を使用。底から飲み口にかけて広がった専用のエスプレッソカップで味わうことで、コーヒーの香りを一層楽しむことができるという。

 より南イタリアの雰囲気を感じてほしいという思いから、内装のほぼ全てをイタリア製のもので統一。現地で買い付けをするだけでなく、店づくりのためにオーダーメードした食器や照明なども。

 「地元の方を中心に、子どもから大人まで幅広い人に楽しんでほしい。表の通りとは一味違う『裏』神楽坂を盛り上げていけたら」と浜崎さん。

 営業時間は平日=16時~翌0時30分、土曜・日曜=ランチ12時~16時、ディナー17時30分~24時(日曜は22時30分まで)。月曜定休。

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