四谷・荒木町のイタリアンレストラン「カルミネ エドキァノ」(新宿区荒木町)が10月末で閉店し、11月17日より建物の解体工事が始まった。
都内を中心にイタリアンレストランを展開するカルミネ(納戸町)が運営する同店は、1996年にオープン。木造2階建ての日本家屋を改装した同店は、雑誌やテレビなどメディアに取り上げられることも多く、飲食店が数多く立ち並ぶ荒木町エリアでも有名店の一つだった。
閉店の理由について担当者は「売り上げ的な部分」と説明。「以前は接待などで利用される方が多かったが、この経済状況の中、そのようなお客さまも減ってきたため閉店を決めた」と話す。「建物の老朽化も理由の一つ」とも。
建物の解体工事を今月末に終え、来月からは新築ビルの工事が始まる。鉄筋コンクリート造、地上4階建ての新築ビルに飲食店の入居予定はなく、撮影などに対応するキッチンスペースの設置を予定しているという。竣工は来年8月を予定。