旭川ラーメン「蜂屋」が東京初出店-8月末で「横浜ラー博」卒業

「旭川ラーメン 蜂屋」が神楽坂にオープンする。「ダブルスープ」とスープの表面を覆う自家製の「焦がしラード」が特徴。

「旭川ラーメン 蜂屋」が神楽坂にオープンする。「ダブルスープ」とスープの表面を覆う自家製の「焦がしラード」が特徴。

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 人気ラーメン店「蜂屋」を展開する蜂屋(北海道旭川市)は9月19日、東京初出店となる「旭川ラーメン蜂屋 神楽坂店」(新宿区神楽坂1)をオープンする。

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 1947(昭和22)年創業の同店は、動物系と魚介系の「ダブルスープ」と自家製の「焦がしラード」が特徴の旭川を代表するラーメン店。創業者の加藤枝直さんは、1946(昭和21)年にはちみつを使ったアイスクリーム店を開業。はちは必ず巣に帰ってくることから、地元に愛され人が集うことを願い店名を「蜂屋」と命名、はちの巣を店のロゴマークのモチーフにした。その後、独学で味の試行錯誤を繰り返し完成したラーメンは、二代目、三代目へと受け継がれている。

 神楽坂店の店主を務めるのは、三代目の加藤信晶さん(27)。10代のころに上京し、父である二代目・加藤直純さんから「新横浜ラーメン博物館店」を引き継いだ。60年以上の歴史をもつ同店と歴史のある街・神楽坂の雰囲気が一致したことから「神楽坂」を出店場所に選び、旭川から直送するスープを使用した旭川の店と同じ味のラーメンを提供する。

 店舗面積は15坪。席数は15席。メニューは「しょうゆラーメン」(750円)や「塩ラーメン」(750円)など。三代目・加藤信晶さんは「いろいろな人、幅広いお客さまに食べてもらいたい。この街で地盤を固め、長く続く店にしていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は、平日=11時~23時、土曜・日曜・祝日=11時~20時30分。

 1999年の出店以来、10年にわたって人気を集めてきた「新横浜ラーメン博物館店」は8月30日をもって閉店。現在、初代・二代目・三代目それぞれの味を味わえる「卒業メニュー」の提供や旭川旅行や蜂屋のどんぶり、蜂屋特製タオルなどが当たるキャンペーンを実施している。

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