12月に入りにぎわいが増している神楽坂で現在、周辺に店を構える飲食店のシェフらによる「2009 神楽坂シェフズカレンダー」が販売されている。

1月の表紙を飾るのは？

　今回のカレンダー制作は、神楽坂にスタジオを構えるカンゴロー事務所（新宿区左門町）の代表でフォトグラファーの中川カンゴローさんと、スタジオ近くのフランス家庭料理店「イブ テラス」のオーナーシェフであるイブさんの世間話から生まれた企画。

　神楽坂ギャルソンレースの主催者としても知られるイブさんは、神楽坂周辺のレストランシェフらによる「神楽坂グルメビラージュ」を主宰しており、毎月行っている会合の中で同企画の趣旨を説明、参加シェフを募ったという。

　参加したのは、フレンチやイタリアン、和食、中華とさまざまなジャンルの9店。「イブ テラス」（矢来町）、「ソプラ アクア」（矢来町）、「神楽坂 けん」（神楽坂3）、「スクレ・サレ」（荒木町）、「ブルスカ ステファノ」（矢来町）、「ル．ロワズィール」（神楽坂3）、「フレンチダイニング」（白銀町）、「りゅうほう」（矢来町）、「サン ファソン」（神楽坂3）のシェフ9人が参加した。

　完成したのは卓上サイズのカレンダーで、各店のシェフが月替わりで表紙を飾り、裏面はシェフのコメントやメニューを紹介するほか、4、8、12月には3店ずつ3人のシェフが登場する。

　「レストランや料理の紹介だけでなく、シェフ本人の人柄やキャラクターまで多くの人たちに知ってもらえるようなカレンダーにしよう」という制作意図で作られたカレンダーには、思い思いのポーズで決めたさまざまな表情のシェフの姿が収められている。

　価格は500円。現在、参加各店で販売している。