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神楽坂に輸入雑貨店「欧州航路」 ヨーロッパの生活雑貨をセレクト

「欧州航路」店長の伊藤小梅さん

「欧州航路」店長の伊藤小梅さん

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 輸入雑貨店「欧州航路」(新宿区神楽坂4、TEL 03-6280-8050)が10月6日、神楽坂にオープンした。同店は横浜赤レンガ倉庫店などに続く4店舗目で、横浜本店に続いて2店舗目となる路面店。経営は、チャイハネや岩座(いわくら)などの雑貨ブランドも展開するアミナコレクション(横浜市中区)。

「欧州航路」店内の様子

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 同店は、ヨーロッパ各地のものづくり文化をテーマに、海外の生活雑貨などを輸入販売するセレクトショップ。店長の伊藤小梅さんは「リトルパリの異名を持つ神楽坂で当店をオープンできて、うれしさもひとしお」と話す。

 取扱商品はさまざま。食器は、ポーランド発祥の伝統陶器であるポーリッシュポタリー、スペインのアンダルシア地方のハエンで作られる陶器、ブルガリアのトロヤン村で作られたトロヤン陶器など。「カラフルで重厚感があったり、シンプルで繊細な作りだったりと、器は各国の特色が色濃く出る。それぞれの国らしい食器のなかから、お気に入りのアイテムを見つけてほしい」と伊藤さん。

 衣類は、現地の編み物職人が編んだラトビアミトンや、南フランスのプロヴァンスファブリックを使ったエプロン・ヘアバンドなど。アクセサリーは、チェコの伝統的なガラスビーズを使ったリングや、イタリアの職人が手作りしたベネチアンガラスを使ったネックレスなどを展開する。

 イタリアのミラノで100年以上の歴史を持つ老舗コスメブランド「ルディ」のハンドクリームやボディーソープなども人気だという。伝統的なマヨルカ焼きの柄が施されたボトルが特徴的な「ラ・マヨルカシリーズ」は、日本で仕入れることができる全ての種類を用意するという。

 店奥の一角にはヨーロッパの伝統的な人形や置物などの民芸雑貨コーナーも設ける。ロシアのマトリョーシカやドイツのくるみ割り人形、リトアニアのセラミックキャンドルホルダーなどを品ぞろえ。「クリスマスマーケットをイメージした装飾品の展開など、季節に合わせてヨーロッパ文化を伝えていく」とも。

 「店全体から、ヨーロッパの雰囲気を楽しんでほしい」という思いから、店内の装飾には、スペインのアンダルシア地方にある陶器の町「ラ・ランブラ」で買い付けたタイルなどを使う。伊藤さんは「ヨーロッパで歴史を紡いできた、手作りのすてきなアイテムを日本の皆さんに知ってほしい。老若男女問わず、お気に入りのものがきっと見つかるはず。ぜひ気軽に足を運んでいただければ」と来店を促す。

 営業時間は11時~21時。

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