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神楽坂に和食バル「醤」 発酵食品を取り入れた料理を提供

神楽坂の和食バル「醤」 真吉さんとスタッフ

神楽坂の和食バル「醤」 真吉さんとスタッフ

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 神楽坂に和食バル「醤(ひしお)」(新宿区神楽坂4、TEL 03-5579-8015)がオープンして半年がたった。オープン日は3月31日。同店は、みそやこうじなどの発酵食品を使った料理や、日本酒スパークリングを提供する和食バル。運営はyou make(中野区)。

人気メニューの「銀むつカマ」=神楽坂の和食バル「醤」

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 飲食業界経験を持つ3人で同店オープンを決意した。大将の真吉(まよし)優吾さんは「飲食業界への新型コロナウイルスの影響は甚大だった。飲食業界を少しでも明るくしたいという願いをかなえるために、同じ思いを持つ3人で店を持った」と話す。

 店名は、みそやしょうゆの原形と言われている発酵調味料の醤(ひしお)から。提供するメニューにも全国各地のみそを使う。「コロナ流行前までは何となく外食していた方も多かったと感じるが、これからは、お客さまが意思を持って訪れていただける店が残っていくと考えている。当店で提供するのは、発酵調味料を使う、体のことも考えたメニュー。せっかく外食するのなら、心も体も元気になってほしい。和食離れが進む日本で、今一度、和食の良さに気付いていただきたいという思いもある。当店に来れば、頑張った一日の良い締めくくりとなり、明日からまた頑張れる――お客さまがそんな思いを持って来店されるような店になりたい」と笑顔を見せる。

 メニューは、「銀むつカマ」(2,178円)や「ロッシーニ」(2,728円)、「いくらどっさり石焼うにバターご飯」(1,408円)など。「ロッシーニはみそ漬けにしたフォアグラを牛フィレ肉に載せた人気メニューで、日本酒によく合う。日本酒スパークリングの種類も豊富に取りそろえているので、料理と一緒に味わってもらえれば」とも。

 「ありがたいことに多くの方が来店くださり、リピーターもできた。大変な社会情勢の中だが、目の前にいるお客さま一人一人を大切にし、喜んでもらうことが私たちの役割。おいしいお酒や料理を楽しみながら、大切な人と過ごしたり、親睦を深められたりする場所として、これからもお客さまに寄り添っていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は17時~24時。

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