神楽坂駅近くの神楽坂通り沿いに12月5日、京都銘菓の店「神楽坂 鼓月」（新宿区神楽坂6、TEL　03－3235－5033）がオープンした。

神楽坂限定商品「神楽坂 鼓月 どら焼き」

　1945（昭和20）年に京都で創業した鼓月。ロングセラー商品の「千寿せんべい」などに加え、神楽坂限定商品「神楽坂 鼓月 どら焼き」（税別180円）を販売する。

　千寿せんべいをアレンジし商品化した同どら焼きは、自家製の小豆とシュガークリームを柔らかい生地で挟み、千寿せんべいと同様に生地の表面は波模様に仕上げている。「幅広い層に人気があるので、神楽坂限定商品はどら焼きにした」と商品企画部の改田菜穂さん。パッケージは神楽坂の石畳をイメージしているとのこと。

　名物の千寿せんべいは1枚売りではなく、詰め合わせや6枚入りの「姫千寿せんべい」（同600円）として販売。味はプレーンのほか、新たに栗モンブラン味を提供する。冬限定新商品「ブッシュ・ド・ノエル」（同1,000円）は自家製の白小豆とそぼろ状になった餡（あん）を手で巻き、丸太に見立て、雪・ブーツ・ベル・ヒイラギなどの飾りを加え、金箔（きんぱく）銀箔をちりばめた和風「ブッシュ・ド・ノエル」として提供。12月25日まで期間限定で販売する。

　温かみのある木を基調とした店内。買った商品をすぐに食べられるように、商品棚の向かいには長椅子を用意した。

　営業時間は9時～19時（日曜・祝日は18時まで）。