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神楽坂にコーヒースタンド「シジジー」 ラテアートやオリジナル形のカヌレも

「syzygy」店主の有次康浩さん

「syzygy」店主の有次康浩さん

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 コーヒースタンド「syzygy(シジジー)」(新宿区神楽坂3)が神楽坂にオープンして、12月16日で2カ月がたった。

「syzygy」のカフェラテとカヌレ

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 ラテアートの魅力に引かれてバリスタになったという店主の有次康浩さんは、都内のカフェで約8年勤務してきた。以前から神楽坂が好きで、近隣のカフェ巡りをする機会も多かったが、よく行っていたカフェが閉店したこときっかけに、店を開きたいと考えるようになったという。「神楽坂の地で店を持てたことに達成感を持つと同時に、ようやくスタート地点に立ったという気持ちもある。地域の皆さんはじめ、多くの方にとってなじみの店となれるようにまい進したい」とも。

 店名は、天文用語で「惑星直列」を意味し、3つ以上の星が一直線の軌道上に並ぶ現象を指す。「宇宙物理学を専攻していたこともあり名付けたかった店名。同時に、お客さま・地域・私の3つのつながりを大切にしたいという願いも込めている」とも。

 店内は無機質でシンプル。380キロの重量鉄骨を利用したベンチには、3つの丸いミニテーブルを設置した。そのほか、3つの円を描いたネオンを飾るなど、惑星直列を連想させる要素を盛り込んだ。

 コーヒーは深いり。コーヒーショップ「% ARABICA (アラビカ)」のオリジナルブレンドを使う。「チョコレートの風味も感じられるので、ミルクと合わせたカフェラテもお薦め」とも。メニューは「ハンドドリップコーヒー」(550円)、「カフェラテ」(600円)、「アフォガート」(650円)など。焼き菓子の「カヌレ」(300円)などは、店内で有次さんが焼き上げる。「カヌレも惑星をイメージした円盤状に仕上げる。どこから食べ進めても、カリッとした外側ともっちりとした内側の食感の両方を楽しんでいただける。カフェラテにつけて食べてもおいしい」とも。

 あくまでも神楽坂の街が主役だと話す有次さん。「私自身がコーヒーを片手に神楽坂を散策するのが好き。皆さんにも同じように、神楽坂の街を楽しんでもらいたいという思いがある。街歩きの際に、気軽に立ち寄ってもらえれば」と話す。

 営業時間は11時~19時。

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