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四谷に「焼き鳥 敷嶌」 独自の焼き鳥器でできたての串を提供

「焼き鳥 敷嶌」店主の上荒磯裕志さん

「焼き鳥 敷嶌」店主の上荒磯裕志さん

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 テイクアウト専門店「焼き鳥 敷嶌(しきしま)」(新宿区四谷三栄町、TEL 03-6826-2613)がオープンして、6月23日で2カ月がたった。経営はビッグアップ(中央区)。

「焼き鳥 敷嶌」の焼き鳥

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 店主の上荒磯裕志さんは、伝統芸能の周知や地方創生などに携わるなどの事業を展開してきたという。「人と人とのつながりを大切にしてきたからこそ、今がある」と上荒磯さん。同店を開くきっかけは、業務用焼き鳥器を開発した焼き鳥店との縁だったという。「老舗の焼き鳥店の店主が従来の焼き鳥器を再設計して作った新しいモデルを、一緒に販売していこうと話していた。特許も取ったが、夢半ばでかなえることができなくなり、その遺志を継いで私自らが焼き鳥器を使った店を持つと決意した」と上荒磯さん。店名は日本を意味する言葉から。「日本の良さを世界へ発信することも、私の事業のテーマ」とも。

 焼き鳥器は焼き時間を短縮でることから、注文を受けてから焼き上げ、できたてを提供するという。焼き上がりは、「肉の水分が抜けずに、柔らかくジューシーに仕上がる」とも。串メニューは「ぼんじり」「せせり」「ももネギ」「鶏むね」(以上162円)など。焼き鳥以外に、「牛タン」(432円)、国産黒毛和牛の「牛もも」(864円)なども人気という。調味料は、鹿児島県・徳之島の天日塩「塩(えん)むすび」や、富山県砺波市の「トナミ醤油(しょうゆ)」などを使う。「できるだけ国産の肉を中心に仕入れ、調味料なども日本各地のものを使う」とも。

 既にリピーターも多いという。「子どもたちが食べて、おいしいと言ってくれるのもうれしい。四谷はとても人の温かいエリア。地域の皆さんに愛され、気軽に利用できるような店になれるよう努める。地域のイベントなどにも積極的に参加したい」と意気込む。

 営業時間は、11時30分~14時、16時~20時(土曜は14時~20時)。日曜・祝日定休。

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