東京大神宮、桃の節句で「雛まつりの祓」-2年連続参列者増加

願い事を書き込める「おひな様形代」と「お内裏様形代」。

願い事を書き込める「おひな様形代」と「お内裏様形代」。

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 若い女性参拝者が多数訪れることでも知られる東京大神宮(千代田区富士見2)で3月2日、桃の節句にちなんだ神事「雛まつりの祓(はらい)」が行われた。

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 「雛まつりの祓」では、罪けがれをはらい清め、無病息災と心願成就を祈願。年令性別を問わず参列することができ、祭典終了後には災厄をはらう「桃の花守り」を授与する。

 参列者数は、一昨年の150人に対し昨年は300人と倍増。今年は受付開始時間の30分以上前から若い女性たちを中心に参加者が列を作り、昨年を上回る400人となった。

 ひな人形を飾り、女児の健やかなる成長と幸せを祈る行事と知られる「ひな祭り」だが、もともとは人型に切り抜いた紙(形代)に罪やけがれを移し、川や海に流す行事だったことから同神社では、願い事を書き込める女性用の「おひな様形代」と男性用の「お内裏様形代」を用意。神事と並行して2月9日~3月3日、授与所で受け付けていた。

 雑誌などのメディアで「東京のパワースポット」と評されることもある同神社には、初詣で以降も「恋愛成就祈願」などで訪れる若い女性たちが後を絶たない。この日は神事への参列者以外にも、「恋みくじ」を引いたり「おひな様形代」に願いを込める参拝者の姿が多く見受けられた。

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