靖国神社前に6月2日、ダイニング・カフェバー「Petit Durand（プティ デュラン）」（千代田区九段南2、TEL 03-5211-8785）がオープンした。

　店舗面積は12.3坪。席数は23席。靖国通りに面し、春は桜も楽しむことができる。オレガノやシナモン、ナツメグなどの香草を飼料に育った青森産の「ハーブ・ポーク」や築地から仕入れる魚介類、有機野菜などの食材を使った、和の要素を入れた欧風料理とワインをメーンに提供する。

　同店で主にサービスを担当する辰川さんとシェフの深谷さんは、前職の大手居酒屋チェーン店で知り合った。「10年前から独立を考えていた」という辰川さんが深谷さんに独立の話をしたところ、同じ思いを持っていたことから2人での開業を決意。同店オープンにこぎ着けた。

　メニューは、「ハーブポークのロースト香草風味」（1,200円）や「ハーブポークの赤ワイン角煮」（1,250円）、「アクアパッツァ」（1,250円）、「かじきのジェノベーゼ」（850円）、「鶏のローマ風煮込み」（650円）、「マグロとアボカドのタルタル」（680円）、「焼野菜・アンチョビソース」（600円）など。食事メニューとして、肉料理か魚料理に小付5種、ご飯、汁物をセットにした「彩り御膳」（1,500円）も用意する。

　アルコールメニューは、常時約20種類を用意するワイン（グラス＝550円～、ボトル＝2,500円～）のほか、生ビール（480円）、カクテル（530円～）、「TARUサワー」（450円～）、ウイスキー、日本酒、焼酎など。カフェメニューは、カフェ（380円）やカフェ・オ・レ（400円）、「デュランオリジナルスムージー」（500円）など約15種類を取りそろえる。想定客単価は、昼＝1,000円、夜＝4,000円。

　辰川さんは「女性を中心に近隣のビジネスマン、学生にも利用してもらえれば。小さな店なのでお客さまに支持していただけるようコツコツとやっていきたい」と話す。

　営業時間は、ランチ＝11時30分～14時、カフェ＝14時～17時、ダイニングバー＝17時～23時。日曜定休。オープンを記念して6月20日まで「TARUサワー」とスイーツセットを、6月21日～7月5日はグラスワインを、それぞれ200円引きで提供する。