常連でロゴも手がけた松永真さん、神楽坂「龍公亭」で作品展示

神楽坂の老舗中国料理店「龍公亭」で展示している松永真さんの作品。松永さんはリニューアルの際のロゴデザインも手がけている。

神楽坂の老舗中国料理店「龍公亭」で展示している松永真さんの作品。松永さんはリニューアルの際のロゴデザインも手がけている。

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 昨年6月に約1年間の改装期間を経てリニューアルオープンした神楽坂の老舗中国料理店「広東名菜 龍公亭」(新宿区神楽坂3、TEL 03-3260-4848)は現在、店内にグラフィックデザイナー・松永真さんの作品を展示している。

2階の個室にも作品を展示

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 神楽坂に事務所を構える松永さんは、同店の常連客の一人。松永さんと4代目の料理長・飯田竜一さんは「料理もデザインも素材ありき」と意気投合したことから親交を深め、店のリニューアルにあたって松永さんから新しい店舗のロゴデザインがプレゼントされた。

 今回の展示は、今春還暦を迎える同店オーナー飯田公子さんの還暦祝いとリニューアルオープンを祝う企画。タイトルを「Spring has come」、サブタイトルを「ディティールの競演」とし、松永さんが還暦を迎えた2001年に銀座で開いた展覧会で発表した作品の中から11点を展示している。

 「第50回カタログ・ポスター展」のポスターの部で「日本印刷産業連合会奨励賞」を受賞した同店のリニューアルオープンポスターをはじめとする作品は、店内各所に配置し、食事を楽しみながら鑑賞することができる。

 間もなくリニューアルオープンから1年を迎える同店。4代目夫人の飯田花さんは「改装したこととカフェメニューを始めたことによって、若い客層のお客様や40代のファミリー層が増えた。コーヒーの提供を始めたことで、夜、お茶だけ飲みにいらっしゃるお客様など、自分たちが望んでいた自由な使い方をしていただいている」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~23時(金曜は24時まで)。作品の展示は5月末までを予定。

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