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飯田橋に「すぱいし家」 ビリヤニなどさまざまなインド料理提供

「すぱいし家」店主の田渕義晴さんとシェフのチャンドララビさん

「すぱいし家」店主の田渕義晴さんとシェフのチャンドララビさん

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 インド料理店「すぱいし家」(千代田区飯田橋4、TEL 03-6261-7131)が飯田橋にオープンして、4月19日で1カ月がたった。店舗面積は約13坪。席数は、カウンター=8席、テーブル10席。

「すぱいし家」のビリヤ二

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 店主の田渕義晴さんは、インド料理チェーン店「マハラジャ」やインド・パキスタン料理店「シディーク」などでインド料理に携わり、約30年の経験を持つ。海外でレトルトインドカレーの開発に携わったこともあるという。田渕さんは「学生アルバイト時代を含めて、これまでずっとインド料理と向き合ってきた。自分なりにインド料理業界をさらに活性化したいという思いもあり、独立を決めた」とも。

 料理長のチャンドララビさんとは長年の仲だという。「ラビは、私が大学時代のアルバイト先で出会ったベテランシェフ。彼を超えるインド料理シェフはいないと思うほど料理の腕前にほれ込み、店で腕を振るってもらえないかと声をかけた」と話す。

 インド料理をベースに、箸でも食べられる創作料理を提供するという同店。「インド料理というと、日本ではナンカレーのイメージが強い。当店はその概念を変えるため、つまみや肉料理など、カレー以外のメニューも幅広くそろえ、さまざまなシーンに対応できるようにする。アルコールと合わせて楽しむ新しいインド料理を知ってもらえれば」と意気込む。

 看板メニューのビリヤニはバナナリーフに包み、提供するごとに蒸し上げるという。「伝統的な調理方法を守りつつも、できたてのおいしさを味わってもらえるよう工夫した」とも。カレーは、ランチ=3種類、ディナー=7種類を用意。「甘くない大人のバターチキン」「ポークカレー香草風味」などを日替わりで用意する。「スパイスやハーブを利かせ、辛みやうまみを感じる味わいに仕上げる」と話す。

 そのほか、「インドのやわらかもつ煮込み」(580円)、「ゴマとコリアンダーのポテトサラダ」(630円)、「すぱいし家特製やわらかポークのグリル煮」(850円)などの単品料理も用意する。アルコールは、インドビールやクラフトビールなどを中心に幅広く取り扱う。「この地に溶け込み、多くの方に愛される場所になれれば。スパイス談義を交わしながら、ゆっくりとインド料理やビールを味わってもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~22時。土曜・日曜・祝日定休。

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