今年で10年目を迎える伝統芸能フェスティバル「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2022」が5月21日・22日の2日間、神楽坂エリア一帯で開催される。主催は東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京とNPO法人粋なまちづくり倶楽部。
神楽坂に縁のあるアーティストが集結し、さまざまなジャンルの伝統芸能を披露する同イベント。一昨年・昨年は新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえオンライン配信のみだったが、今年は新型コロナウイルス感染症対策を徹底して3年ぶりにリアル会場で開く。2日間で35のプログラム、43組のアーティストが出演し、毘沙門天善國寺や赤城神社、矢来能楽堂やライブハウス、老舗割烹の御座敷などを舞台に伝統芸能を披露する。
今回は、芸者衆によるお座敷遊び体験やコンテンポラリーダンスと洋楽器のコラボレーションなど、「意外性のある」プログラムも展開。江戸糸あやつり人形や紙芝居、楽器演奏体験など幅広い世代に向けて日本の伝統芸能が体験できるプログラムも用意する。
「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」恒例のスタンプラリーでは、神楽坂を巡りスタンプを集めた人に記念品を進呈。各歴史ガイドスポットに設置する2次元コードをスマートフォンで読み込みアクセスすると、落語家・古今亭菊之丞さんや講談師・神田織音さんによる音声ガイドを聞くことができる。
ライブは事前申し込み制(観覧無料)。「芸能ことはじめ」「弾いてみよう!日本の楽器」「神楽坂タイムスリップ」などの一部イベントは事前申し込み不要で観覧・参加できる。