四谷に3月26日、鴨そば「鴨の助」(新宿区四谷1、TEL 03-3358-5800)がオープンした。席数は、カウンター=6席、テーブル=12席。
店主の長谷川斉(ひとし)さんは、飲食業界でコンサルティングの経歴を持つ。中国などの海外で和食店の立ち上げなどを行った後、その経験を生かして店を持つことにした。「今までそばをはじめ、さまざまな和食店の出店を見てきたが、この度、自分の店を持つことを決意した。そばは年代問わず愛されている日本食。これまでの経験で培ったノウハウと縁もあり、無事オープンすることができた」と経緯を話す。
内装は和モダンをテーマにしている。「店内は和と洋が入り混じったような空間で、入り口にはテラスもある。そば屋だが、従来のそば屋のイメージとは違うような印象の店にしたかった。ガレットなども用意しているので、老若男女問わず利用いただける。今後は、時期を見て近隣の人向けにイベントなどを開ければ。酒やワインなどのアルコール類も充実させていきたい」とも。
メニューは、「粗びき鴨助つけそば」(980円)、「粗びき白ラー油鴨つけそば」(880円)のほか、ユズを漬け込んだ汁をかけて食べる数量限定の「柚子(ゆず)付け冷かけ鴨そば」(980円)など。トッピングにそばの実を加えることで、食感も楽しめるという。そばは、粗びきとひきぐるみの2種類を日替わりで用意する。カフェメニューは「生キャラメルバナナクリームガレット」(580円)など。「鴨の油を店で炊いているので、臭みがなく甘みがある。鴨に、うまみの濃い牛のももひき肉を合わせた粗びき鴨助つけそばも人気。14時~16時にはガレットも提供しており、全て店で手作りしている。夜はそば居酒屋として営業しているので、一日を通して皆さんに親しんでいただければ」と笑顔を見せる。
営業時間は、ランチ=11時~16時、ディナー=17時30分~22時。日曜定休。