曙橋に「元祖豚丼屋TONTON(トントン)」(新宿区片町6、TEL 03-6457-7699)がオープンして1カ月がたった。オープン日は昨年12月11日。同店は、北海道帯広の名物料理である豚丼の専門店で、新宿区への出店は初めて。運営はワンズトライン(大阪府大阪市)。
店主の廣田純一さんは「元々新宿区に長く住んでおり、なじみのあるこの地域でいつかデリバリー専門店を開きたいと考えていたところ、縁があり兄弟で曙橋に店を構えることができた。近辺に飲食店が少ないこの地域の皆さまに喜んでもらいたいという思いで、デリバリーだけでなく、イートインスペースも広く確保し、店内でも食べていただけるようにした。既にリピーターも多く、豚丼を気に入ってくださる人が増えてうれしい」と話す。
メニューは「豚バラ丼」(780円~)、豚バラと豚ロースが半分ずつのった「ハーフ&ハーフ丼」(968円~)、「炙(あぶ)りチーズ豚バラ丼」(968円~)など。廣田さんは「初めて帯広名物の豚丼を食べた時に、このおいしさをさらに多くの人に知ってもらいたいという思いが強くあった。豚丼は、ガッツリとした見た目だが意外と食べやすい。肉のうま味を引き立たせる甘辛いタレの香ばしい匂いも食欲を増進させてくれる。通常メニューのほかにも、約3キロのメガ盛り豚丼も用意している(前日までの要予約)。30分以内に食べきると無料になるので、我こそはという方はぜひチャレンジしていただければ」とも。
「豚丼はボリュームがあるが、ご飯の量なども少なめにできるので、男女問わず召し上がっていただきたい。夜はアルコールも用意しているので、シーンを問わず活用していただければ。今後はお客さまの要望に合わせたメニューなども作りたい。地域の皆さんに愛される、何回も行きたくなるような店になれれば」と意気込みを見せる。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~21時。