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神楽坂に「レストラン ル ブルターニュ カグラザカ」 バー&カフェを新たに併設

「bertrand larcer le bretagne kagurazaka」外観

「bertrand larcer le bretagne kagurazaka」外観

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 神楽坂にブルターニュ料理専門店「bertrand larcer le bretagne kagurazaka(ベルトラン ラーシェ ル ブルターニュ カグラザカ)」(新宿区神楽坂3、TEL 03-5229-3555)がオープンして1カ月がたった。オープン日は10月27日。席数は、カフェ&バースペース=22席、レストランスペース=22席。

「bertrand larcer le bretagne kagurazaka」レストランスペース

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 同店は、フランス・ブルターニュ地方の料理専門店「ル ブルターニュ バー ア シードル レストラン」として9年間営んできた。今回、改装工事を行い、その奥に新たなスペースを設けることで、バー&カフェが併設されたレストランとしてグランドオープンした。

 店主の加藤直(すなお)さんは「バー&カフェスペースは、元々料亭だった日本家屋を利用している。石畳から日本家屋にたどり着き、さらに奥に進むと神楽坂の奥座敷のような秘密のレストランがある、そんな特別な空間をイメージした」と話す。

 レストランスペースは、デザイナーの緒方慎一郎さん(SIMPLICITY)が手掛けた。「日本家屋とモダンな空間、2つの印象の差もこだわりポイントの一つ」という。

 レストランでは、穀物のそばやリンゴ、カキなどの海産物といった、ブルターニュ地方の特産品を使った創作料理を提供する。「既製品は使わず、素材一つ一つにこだわっている。食材はもちろん、コーヒーも選定して生豆を仕入れ、表参道の店に焙煎(ばいせん)をお願いしている。豆腐は神楽坂の豆腐店から仕入れている。ブルターニュ地方は、町の人々が友達のように親しく協力し合う土地なので、その意識を受け継いで地域とのつながりも大切にしている」と言う。「コロナ禍でのオープンとなったが、緊急事態宣言が明けてから、以前来てくれていたお客さまがまた来てくれることが多く、すごくありがたい。2つのスペースを使い分けることで、日常でも特別な日でも使える身近な店と感じてもらえたら」とも。

 コースメニューは「季節のおすすめ」(9,350円)など。「冬の時期はモンサンミッシェルから届く生ムール貝の白ワイン蒸しやオマールエビ、ホワイトアスパラなどが人気」という。

 営業時間は、レストラン=ランチ11時30分~15時・ディナー17時30分~23時、カフェ=11時30分~23時。月曜・火曜定休。カフェは改装工事のため現在クローズしており、1月下旬頃にオープン予定。

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