コモレ四谷(新宿区四谷1)1階に石臼びき手打ちそばの店「手打ちそば そばしき」(TEL 03-6380-0695)がオープンして1カ月がたった。オープン日は6月25日。席数は41席。シナジー(新宿区)が経営する。
同店は、4月に紀尾井町にオープンした店に続く2号店。店名の由来は「日本の四季折々の季節感をそばを通して感じてほしい」という思いから。営業管理部長の足立敬祐(よしひろ)さんは「弊社は長きにわたって江戸前そばに携わってきた。そのノウハウを生かし、より一層おいしいそばを提供するために新ブランドとなる当店を立ち上げた」と話す。
そばは、そのときどきに合わせて日本各地から選んだそば粉を毎日石臼でひき、あえてそば殻を含む状態でひく「ひきぐるみ法」採用。「当店のそばは、ひきぐるみの二八そば。そば殻が入ったひきぐるみ粉は、そば特有の香りや風味を感じていただける。しなやかでコシのある食感の二八そばにすることで、そばの風味と滑らかなのど越しの両方を実現し、非常にバランスの良い麺に仕上げた。だしも、かつおをベースに、そばと合うように甘みを持たせるよう工夫した独自配合」と足立さん。
メニューは、「そば屋天ぷら御膳」(1,850円)や「夏限定のすだちそば」(1,320円)、ランチタイム限定で「穴子重と手打ちそば」(1,210円)なども用意する。「そばを軸に、季節の食材を一緒に食べてもらうことで四季を感じてもらえれば」とも。
「日本の伝統食でもあるそばを、より気軽に多くの方に食べていただきたいという思いがある。店もライブ感を重視し、『食べておいしい』はもちろん、目で見て楽しい店を目指している。おかげさまで老若男女さまざまな方に利用いただいているように感じる。今後も店を各地へ広げていければ」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~20時(ランチは15時まで)。