神楽坂に6月10日、串揚げとワインを提供する「銀座 六覺燈(ろくかくてい)」(新宿区神楽坂3、TEL 03-3528-9701)がオープンした。席数は、メインカウンター=17席、個室カウンター=6席、ボックス席=2卓。
大阪の串揚げ店「六覺燈」ののれん分け店として2004(平成16)年、東京・銀座に出店した「銀座六覺燈」。その後、2013(平成25)年に麻布十番で東京2号店を開店し、同店は東京3号店となる。
同店では、「COLLET(コレ)」のシャンパンと神楽坂限定の串揚げとのペアリングコースを提供している。
店名は、「美味いを越えて美味いな」と、五感を越える「六」、「そういうことか」と膝を打つ「覺」、「ああ、ほっとするな」の「燈」。視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の5つの「覚」に作り手のセンス「感覚」を重ね「六覚を大事にする」という思いから。作り手のともす明かりの下へ多くの人々が集うことを願い「灯」の文字から始まり、初心を忘れず「燈(ともしび)」を消さないこととの思いから名付けたという。
串は旬の食材を日本各地から選んでいる。味付けは、沖縄県宮古島産の雪塩、さんしょう塩、オリジナル赤ワインソース、ごまだれとからし入りのオリジナル赤ワインソース、自家製だしじょうゆ、辛子とレモン汁の6種類のソースを用意する。
7月末までは、「オープン記念特別コース 串揚げ15本にシャンパン3杯付き」(1万8,000円)を提供。他に、六覺燈のスタンダード「おまかせ串揚げ十本コース」(6,500円)、季節の味覚を楽しむ「おまかせ串揚げ十五本コース」(8,480円)、「産直生野菜と串揚げ20本+パン・デザート・エスプレッソコーヒー」(1万4,040円)は、20本未満でもおなかいっぱいになったら、その時点で止めることができる。
営業時間は、ランチ=12時~15時(土曜・日曜・祝日は11時30分~)、ディナー=17時~23時(政府の要請により営業時間の変動あり)。
総料理長の緒方勇幹さんは「六覺燈自体40年の歴史を持つので、銀座とは違った神楽坂という情緒あふれる昔ながらの街で新たなチャレンジをしていきたい。歴史ある六覺燈を東京で守り続けることが僕たちの使命だと思っているので、地域の方や、わざわざ他店舗ではなく当店に来てくださった方には、真心を込めて誠心誠意おもてなしをしていく」と意気込みを見せる。