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神楽坂の前菜が主役のフレンチ「ボングゥ」テークアウト業態立ち上げ

「サンダンデリカ ボングゥ」店主の野口さん

「サンダンデリカ ボングゥ」店主の野口さん

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サンドイッチとフレンチ総菜の専門店「SANDANDELICA BONGOUT(サンダンデリカ ボングゥ)」(新宿区矢来町、TEL 03-5579-8133)が11月26日、神楽坂にオープンした。

右=神楽坂ドッグハーブトマト&チーズ、左=地卵とマスカルポーネ トリュフの香り

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2階で前菜専門のフレンチレストランを営む同店が9周年を迎えるに当たり、1階でテークアウト業態を新たに立ち上げた。「コロナ禍で飲食店の売り上げは落ちていく中、新しいアクションを起こさなければと思った」と店主の野口尚人さん。以前1階にあった美容室が移転を前に声を掛けられ、1階・2階で営業することになったという。1階の席数は10席。

店名の「サンダンデリカ」は「サンドイッチ&デリカテッセン」を呼びやすくするため、略して「サンド&デリカ」から造語で「サンダンデリカ」とした。2階にレストランを構える前菜食堂「ボングゥ」は「グッドテイスト」「おいしい」という意味があり、野口さんが世話になった人に名付けてもらったという。

野口さんは「元々サンドイッチ屋をやりたかったという思いもあって、僕のやりたいことがカチッとハマった。テークアウトの形を通してお客さまが気軽においしいものを自宅でも食べられるように楽しんでいただきたい。食事はひとりで食べるのではなく、誰かと食べてほしい。ちゃんとおいしいものを食べて、それを誰かと共有する楽しさは他にない幸せ。外に行くのはタイミング的に難しいかもしれないが、テークアウトの形でも、食べる楽しさをこのタイミングだからこそ大切にしてほしい」と思いを話す。

野口さんお薦めのメニューは、白いパンと手造りの白いソーセージが特徴の「神楽坂ドッグ」キャベツとマスタード(768円)、ハーブトマト&チーズ(825円)。そのほか、「地卵とマスカルポーネ トリュフの香り」(792円)、「鴨とくんせいのポテトサラダ」(440円)、「パテ ド カンパーニュ」(550円)など。

営業時間は11時~20時。月曜・第3火曜定休。

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