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レストランがテークアウト業態「奥神楽坂商店」 利用客の後押しで

「奥神楽坂商店」外観

「奥神楽坂商店」外観

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 昼はテークアウト、夜はビストロを営む「奥神楽坂商店」(新宿区神楽坂6)が12月7日、オープンした。

テークアウトの料理

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 地下1階でコース料理を提供するレストラン「シャテーニュ」が、同じビルの1階で新業態としてテークアウトとビストロを立ち上げた。新型コロナウイルスの影響でテークアウトのみの営業になった際、思いのほか人気が出たことがきっかけ。7月にレストラン営業を再開したが、テークアウトの利用客から「やめてしまうんですか」と惜しむ声が多かったため、1階の店舗物件が空いたタイミングで新業態を立ち上げた。1階の席数は24席。

 店名は、奥神楽坂と付けると場所が分かりやすいためビル名から取った。周辺には商店が多いことや、商店が付くワインバルが多いことから「奥神楽坂商店」と名付けたという。

 オーナーシェフの栗原正登さんは「テークアウトを待っててくださる方がいるのにやらないのはもったいと思い、商売・利益よりも待っていてくださる方のためにテークアウト営業の運びとなった。おいしいものは人を幸せにすると信じていて、どんな悪い人でもおいしいものを食べると笑顔になるし、食べ物に興味がない人でもおいしいに越したことはない。おいしいものを届けて幸せになってもらいたい」と話す。

 提供する料理のベースはフランス料理・洋食系。地下の店は「完全おまかせコース」しかないため、「シャテーニュじゃできないことを1階でやっていきたい。シャテーニュの味をテークアウト・ビストロでも楽しんでいただければ」とも。

 固定のメニューはなく、お任せセット、日替わり弁当、アラカルトを販売する。そのほか、総菜やパスタ、サンドイッチ、ハンバーガーなど。

 営業時間は、テークアウト=11時30分~15時、ビストロ=18時30分~24時。

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