神楽坂下交差点近くの外堀通り沿いに4月12日、「神楽坂からあげ製造所」(新宿区神楽坂1、TEL 03-6265-0253)がオープンした。
飯田橋にある瀬戸内の日本酒と食材を使った居酒屋「33kitchen(ミーサンキッチン)」(新小川町)のオーナーシェフ・河野祥之さんが、唐揚げに特化した店として開いた。売りの唐揚げは、鮮度にこだわったモモ肉を広島・江田島から取り寄せるしょうゆのみで味付けし、外はカリッと中はふっくらジューシーに仕上げる。もう一つの売りであるレモンサワーには広島県産の完全無農薬の樹熟レモンを使う。
主なメニューは、「からあげ」(4ピース=480円、6ピース=680円、8ピース=800円)、「レモンサワー」「レモンハイボール」(以上600円)、「レモンビール」(700円)、レモンサワーにお通しと唐揚げ4ピースを付けた「サクのみセット」(1,000円)、「炊きたて土鍋ごはん」(赤だし付き、1,000円~)など。唐揚げと弁当のテークアウトも用意する。店舗面積は約9坪。席数は17席で、スタンディング用のテーブルも用意する。
生産者・消費者・作り手(料理人)のつながりを大切にし、生産者の思いを消費者へ届け、地方へ還元することを目指しているという河野さん。「目の前の人に楽しんでもらうのが一番。10個食べても毎日食べても飽きない味。子どもからお年寄りまで幅広く愛される本当にシンプルなものを広めたい。安心安全なものを使うことで安心感を持ってお客さまに来ていただけるのでは」と話す。「この味付けを海外に持っていくのが目標」と意気込む。
営業時間は、昼=11時30分~14時、夜17時~21時30分(テークアウトは通し営業、以上ラストオーダー)。6月以降、営業時間を延長する予定。