国際協力機構(JICA)が運営する「JICA地球ひろば」(新宿区市谷本村町)が4月15日、施設リニューアルのお披露目イベントを開催する
同施設は2006年4月、「市民参加による国際協力の拠点」として渋谷区広尾に開設し、2012年10月に市ヶ谷に移転。世界が直面する課題を体験型展示で学べる「体験ゾーン」、国際協力活動を行う団体向けにセミナーやワークショップなどの場として貸し出す「交流ゾーン」、開発途上国の料理などを提供するカフェ「J's Cafe」などで構成され、年間約3万人が訪れる。
移転後初のリニューアルとなる今回、「体験ゾーン」を従来の体験型展示に加え、最新の映像技術を組み合わせたより分かりやすくインパクトのある内容にリニューアル。イベント当日は、ナイジェリア連邦共和国出身でタレントのボビー・オロゴンさんを招いた「持続可能な開発目標(SDGs)」をテーマにしたトークセッションを開く。ボビーさんも参加してのテープカット式典も予定している。
「国際協力や開発途上国に関心のある方はもちろん、まだあまり関心をお持ちでない方にも、イベントを通じて身近な生活と世界とのつながりを感じていただければ」と同施設地球案内人の屋代健一さん。「より多くの方にお越しいただき、世界とつながるきっかけを見つけていただきたい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~12時30分。定員は100人(先着)。参加申し込みは電話(TEL 0120-767278)とメール、ホームページで受け付ける。