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JICA地球ひろばの食堂でエスニックランチ、大使館お墨付きメニューなど

エチオピア大使館お墨付きメニュー「インジェラと3種のワット」

エチオピア大使館お墨付きメニュー「インジェラと3種のワット」

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 「JICA地球ひろば」(新宿区市谷本村町)の食堂「J's Cafe」がランチタイムに提供するエスニックメニューが好評だ。

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 同店は外部に開放しており、ランチタイムには近隣の会社員やベビーカーで子連れランチを楽しむ近所の主婦など、施設内外からの利用者でにぎわう。エスニックメニューは、隔月で交互に提供する「大使館セット」(650円~)と「TFTセット」(670円)、日替わりの「Sセット」(650円)。運営するのは東京ケータリング(渋谷区)。

 大使館セットは、地球ひろば体験ゾーンの月間特別展示に連動した大使館お墨付きメニュー。各国大使館からレシピ提供を受け、大使館関係者による試食の後、「現地の味」とお墨付きをもらった料理を提供する。

 TFTセットは、開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組む社会貢献運動「TABLE FOR TWO」メニュー。野菜を多く含みカロリー制限されたメニューで、1セットにつき開発途上国の給食1食分に当たる20円が寄付できる。

 エチオピア連邦民主共和国を取り上げる5月の月間特別展示に連動し、5月7日~6月5日はエチオピア大使館お墨付きメニュー「インジェラと3種のワット」(650円)を提供。インジェラはテフ粉を水で溶いて発酵させクレープ状に焼き上げたもので、エチオピアの主食。日本では手に入らないテフ粉の替わりにそば粉と米粉でアレンジする。ワットは「ドロワット」、「シロワット」、「ポテトワット」の3種類で、それぞれの材料をバターと香辛料で煮込んだ料理。インジェラでワットを包んで食べるのがエチオピア流。

 「大使館メニューのほか、写真展やセミナーも開くので、エチオピア展にぜひ足を運んでほしい」と地球案内人の綿山友子さん。「定期的に入れ替わる体験ゾーンの展示など、楽しみながら国際協力について考えてもらえたら」とも。

 J's Cafeの営業時間は10時~17時(土曜は15時まで)、ランチタイムは11時30分~14時(土曜は大使館メニューの提供なし)。体験ゾーンの開館時間は10時~20時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。J's Cafe=日曜・祝日休業、体験ゾーン=第1・第3月曜休館。

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