神楽坂・芸者新道に5月27日、福井の郷土料理とそばの店「九頭龍蕎麦(くずりゅうそば)」(新宿区神楽坂3、TEL 03-6228-1886)がオープンする。運営は凛倫林輪(フォーリン)。
店舗面積は25坪。席数はカウンター席とテーブル席を合わせた45席。福井県産100%の玄そばを使用した自家製粉、手打ちのそばと福井の食材を使った郷土料理、福井の地酒を提供する。
メニューは、冷たいそばに大根おろしをのせた「一龍おろし(越前おろしそば)」(735円)、5枚の割子そばに開運をイメージしたトッピング9種類を添えた「開運九頭龍そば」(1,890円)、へしこや小鯛の笹付、ラッキョウなどの「福井の珍味盛り合わせ」(1,260円)など。このほか若狭の干物や煮物、揚げ物などの一品料理も取りそろえる。
平日のランチタイムには、そば6種と丼6種を組み合わせたセットメニュー(890~1,150円)を、休日には、3種類のトッピングを添えたおろしそばと甘味の「越前セット」(1,880円)、6種類の小鉢とおろしそば、かやくご飯、甘味の「九頭龍セット」(2,480円)、6種類の小鉢と天ぷら盛り合わせ、おろしそば、かやくご飯、甘味の「神楽坂セット」(3,480円)なども用意する。
ドリンクメニューは、生ビール(630円)のほか、「一本義」「黒龍」など20種類以上を取りそろえる福井の地酒(グラス=550円~、ボトル=3,600円~)など。平日は近隣のビジネスマンを中心に、休日は観光客やファミリー層、地域住民をターゲットにとらえる。想定客単価は、ランチ=900円、ディナー=4,000円、休日=1,400円~3,000円。
同社の原崎衛社長は福井県勝山市出身で、福井県のそば店で最もポピュラーだという「越前おろしそば」を多くの人に広めたいと出店を決意。「殺伐とした世の中、添加物を多く使用した食事などで皆疲れて元気をなくしている。ちゃんと昆布やかつお節から取っただしで作った田舎料理やそばはストレスを癒やし明日の活力になるはず。そんな願いと、その一助になれれば」と話す。
営業時間は11時~23時(日曜・連休最終日は17時まで)。第1・第3月曜定休。オープンを記念して今月30日まで、1日先着30人限定で「開運九頭龍そば」を500円で提供する。