飲食店の運営などを手がけるボータン(港区)は1月27日、神楽坂・かくれんぼ横丁に和食店「神楽坂 八百萬(やおよろず)」(新宿区神楽坂3、TEL 03-3513-5535)をオープンした。場所は和食店「馳走 紺屋」や「ENOTECA PIZZERIA KAGURAZAKA STAGIONE(エノテカ ピッツェリア 神楽坂 スタジオーネ)」が入居する飲食ビル「クレール神楽坂III」の2階。
店舗面積は約50坪。ダイナミズムをコンセプトにしたという店内デザインは、「ペニンシュラ東京」などを手がけたデザイナー・橋本夕紀夫さんによるもの。石壁や店の入り口に置かれた樹齢200年以上の大木、木曽から取り寄せた1枚板を使ったテーブルとカウンターなど、石や木を大胆に使った内装に仕上げ、生演奏を行う予定だというグランドピアノも設置した。カウンター席とテーブル席、掘りごたつの個室を用意し、総席数は45席。
メニューは、旬の食材を使用したスタンダードな和食が中心。「すくい豆腐」(600円)、「刺身湯葉」(750円)、「お造り三点盛り」(2,800円)、「鰤(ぶり)大根」(1,500円)、「京壬生菜(みぶな)と鴨生肉の酒蒸し」(1,000円)、「海老芋と筍、海老真丈の唐揚げ」(1,200円)などのほか、「のどぐろ一夜干し」(1,000円)、「甘鯛の一夜干し」(1,500円)、国内産子持ちハタハタと子持ちししゃも」(1,500円)などの炙り焼きも。
ドリンクメニューは、生ビール(650円)やサワー(650円)をはじめ、厳選した日本酒や焼酎、梅酒、ワインなどを提供する。想定客単価は7,000円~8,000円。
「ターゲットは30代以上の大人のお客様。カップルから大人数までいろいろなシーンで利用してもらいたい」と担当の山田さん。1月30日~2月1日の3日間はオープンを記念して、生ビール1杯をサービスする。
営業時間は、平日=18時~4時、土曜・日曜・祝日=17時~23時。月曜定休。