和食の名店ひしめく神楽坂で勝負-豆腐専門店「長寿房」が好調な出足

神楽坂駅近くにオープンした豆腐専門店「神楽坂 長寿房」。

神楽坂駅近くにオープンした豆腐専門店「神楽坂 長寿房」。

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 神楽坂駅近くに昨年12月15日にオープンした豆腐専門店「神楽坂 長寿房」(新宿区矢来町、TEL 03-5225-4112)が好調な出足を見せている。

濃厚で栄養価の高い「宝富豆富」

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 店舗面積は約11坪。赤色・白色・黒色を基調とした神楽坂らしい雰囲気の同店では、国産丸大豆を使用したオリジナルの豆腐や豆乳、ソフトクリームを提供する。

 同店の豆腐の特徴は、大豆を超微粒子パウダーにして加熱、固めることでおからが出ない製法であること。通常の豆腐は、水につけた大豆を加熱して石臼でひき、布でこしておからと豆乳に分け、豆乳ににがりを入れて固めるが、この製法により味が濃く、栄養価の高い豆腐が出来上がる。

 同店の橋本さんは「『他の豆腐と味がまったく違う』と言っていただいたり、お土産に購入していく人もいる」と話し、豆乳はオークラアカデミアパークホテル(千葉県)に卸しているという。

 商品はオリジナル豆腐「宝富豆富(ほうふどうふ)」(330円)、「宝富豆乳」(500ミリリットル、420円)、「宝富ソフトクリーム」(280円)のほか、ゴマやユズ、バジル、わさび、ハラペーニョを混ぜた「かわり豆富」(各種380円、470円)。

 「豆腐は和食に多く使われ、神楽坂には和食の名店が多いことからこの場所に出店を決めた」と橋本さん。「テレビドラマ(「拝啓、父上様」)の影響から若い人も多く、外国人も多い街なのでそういう人たちにも豆腐の味を知ってもらう中心地になれれば」と意欲をみせる。

 営業時間は10時~20時。現在オープン記念で全品100円引きのサービスを行っている。2月3日まで。

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