際コーポ、神楽坂に新業態のイタリアン-薪窯ピッツァをメーンに

神楽坂通りにオープンした「HIDE MARGHERITA」。2年がかりで生み出したという食感のピッツァを薪窯で焼き上げる。

神楽坂通りにオープンした「HIDE MARGHERITA」。2年がかりで生み出したという食感のピッツァを薪窯で焼き上げる。

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 「紅虎餃子房」などさまざまな飲食店の経営・プロデュースを手がける際コーポレーション(目黒区)は10月25日、神楽坂上の交差点近くにイタリアンの新店「HIDE MARGHERITA(ヒデ マルゲリータ)」(新宿区神楽坂5、TEL 03-3513-8824)をオープンした。

大きなショップロゴが描かれた店内

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 イタリア全土を食べ歩き、ピッツァを研究し尽くしたという丸山英之さんがシェフを務める同店では、提供するピッツァの生地を粉から作り薪窯で焼き上げる。食感にこだわり2年がかりで独自の配合を生み出したというピッツァ生地は、厚めのナポリ風と薄めのローマ風の双方の良い部分を生かしたもので、「縁がフワッ、中心サクサク」(同社)の食感に仕上げた。

 店舗面積は41.6坪。イタリアの街角にありそうなカジュアルな食堂をイメージしたという店内は、テーブルやいすなどの1部のインテリアにはビンテージ加工を施し親しみやすさを演出。店名でもある「マルゲリータ」がイタリア語でマーガレットを意味することから、外壁と内壁は白に仕上げた。総席数は70席。

 メーンメニューは店内に設置した薪窯で焼き上げる18種類のピッツァ。店名でもある「マルゲリータ」(1,400円)をはじめ、トマトソースとチェリートマトを敷き詰めた「一面赤の情熱のピッツァ」(チーズ無=1,300円、チーズ有=1,600円)、モッツァレラチーズ・クルミ・ひき肉を乗せた生地を二つ折りにした「月の形をした当店の名物ピッツァ」(1,700円)などシンプルなものからオリジナルのものまで豊富に取りそろえた。

 メニューは、「トマトとモッツァレラのカプレーゼ」(980円)、「三種のブルスケッタ」(880円)などの前菜やサラダ(880円~)のほか、全14種類のパスタ(1,200円~)、「イタリアンライスコロッケ」(580円)、「きのこのキッシュ」(480円)、「野菜の自家製ピクルス」(480円)などを提供する。

 ドリンクメニューは、「生ビール」(600円)や「ハートランド」(700円)、「コロナ」(650円)、「レーベンブロイ」(550円)などの瓶ビール、ワイン、カクテル、スプマンテなど。

 同社広報担当者の竹口さんは「神楽坂という新旧入り交じった場所の特長を生かし、あえてターゲットは設定しなかった」と説明。オープン以降、近隣住民や観光客、外国人、カップルからファミリーまでさまざまな層が来店しているという。客単価は、ランチ=1,300円、ディナー=4,000円。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~23時。

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