火災焼失の神楽坂「紺屋」が復活-毎夜、三味線の生演奏も

神楽坂・かくれんぼ横丁に約1年5カ月振りに復活する「馳走 紺屋」

神楽坂・かくれんぼ横丁に約1年5カ月振りに復活する「馳走 紺屋」

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 神楽坂で人気のカフェ「神楽坂茶寮」やフレンチ「かみくら」などを運営する文商事(新宿区津久戸町)は8月1日、昨年春の近隣火災の延焼で焼失した和食店「馳走 紺屋」(神楽坂3、TEL 03-3266-1611)を再オープンする。場所はかくれんぼ横丁の飲食ビル「クレール神楽坂III」の1階。

神楽坂・かくれんぼ横丁に復活する「馳走 紺屋」の店内

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 店舗面積44坪。カウンターとテーブル席のほか12席のテラス席も設置し、総席数は72席。今回入居するビルは新築のため、以前の古い趣の建物ではなくなったが、外観や内装には当時の雰囲気を残し、店内では三味線の生演奏も行う。

 「産地」「自然」「安心」にこだわった「昭和のスローフード」をコンセプトにしたメニューは、3種類のコース(5,800円、6,800円、9,800円)とアラカルトを用意。北海道の「いくらの正油漬」(620円)や福井の「さばのへしこ」(680円)、熊本の「豆富の味噌漬」(650円)、千葉の「やなぎかれいの一夜干し」(1,800円)、博多の「がめ煮」(680円)など全国各地の味を豊富に取りそろえた。

 ドリンクメニューは地酒と地焼酎をメーンにビールや梅酒、ワインなど約40種類。新潟県南魚沼産こしひかりの「銀シャリ釜炊き飯」(2人前=1,200円)や、好みのみそと具を選ぶことができる「味噌汁」(650円)も。

 地上5階建ての「クレール神楽坂III」には、焼肉店やイタリアンレストランなどの入居が決まっており、今後続々とオープン予定。人気店「紺屋」の復活に、以前の常連客からの予約も入ってきているという。

 営業時間は17時~23時30分(土曜は23時まで)。日曜定休。

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