神楽坂上交差点近くに3月13日、おこし専門店「神楽坂 菓寮」(新宿区神楽坂5、TEL 03-6280-8102)がオープンした。
堅くて食べにくいイメージがあり需要が低迷していた「おこし」を、種類も豊富に若い世代でも食べやすいよう商品開発した33種類の「おこし」を販売する同店。種類によって水あめの量や米粒のサイズを変え、より食べやすい食感に仕上げている。
商品は、オーソドックスな「神楽坂おこし」をはじめ、「ミルクチョコおこし」「フルーツミックスおこし」「アップルパイおこし」「ミルクキャラメルおこし」などのスイーツ系や「カレーおこし」「トマトバジルおこし」「ホットチリおこし」「きんぴらごぼうおこし」などの変わり種まで33種類(378円~)。缶入りや化粧箱入りのギフト商品も用意する。
「歴史のある街の文化とおこしとの相性がよかった。もともとは50代以上の方をターゲットにしていたが、地元の方を中心に幅広くご利用いただいている」と広報担当の石原一哉さん。「近隣の企業の方からは、お使い物が近くで買えるようになって良かったという声も頂き、商品に神楽坂の名前が付いていることも好評」とも。
「近隣の方に気軽にお越しいただき、お茶とおこしを楽しんでいただけるような、親しみやすい明るい店作りを目指す」と話し、今後はオンラインショップの開設や東京土産として都内、関東圏での展開、季節限定商品や店舗限定商品の展開なども視野に入れているという。
営業時間は11時~19時。