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飯田橋再開発、街区名称「飯田橋サクラパーク」に-地域住民向けイベントも

現在推進中の飯田橋駅西口地区第一種市街地再開発事業(手前が業務・商業棟、右奥が住宅棟)

現在推進中の飯田橋駅西口地区第一種市街地再開発事業(手前が業務・商業棟、右奥が住宅棟)

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 三井不動産(中央区)は、現在推進中の飯田橋駅西口地区第一種市街地再開発事業の街区名称が「飯田橋サクラパーク」に決まったと発表した。3月31日には、地域のコミュニティー形成や防災に関する意識啓発を目的としたイベント「飯田橋サクラパークフェア」を開催する。

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 事業区域面積約2.5ヘクタール、総延べ床面積約19万3680平方メートル、業務・商業棟、住宅棟、教会棟から成る大規模複合再開発で、建物の竣工は2014年6月、グランドオープン(街開き)は同10月を予定。今回、街区名称「飯田橋サクラパーク」のほか、業務・商業棟を「飯田橋グラン・ブルーム」、約25店舗が入居予定の商業施設を「サクラテラス」と、それぞれ名称を決定した。

 建物建設中の現場の一角を使って開催するイベントでは、仮囲いに描かれた桜の木に来場者のメッセージをつづった「花カード」を貼り付け桜を咲かせるウオールアートやピザーラのピザ作り体験、震災時に必要な防災に関する知識を楽しみながら学べる防災体験ブース、会場に設置したこたつに入ってくつろげる企画などを用意。施工前に地域住民を対象として開催するイベントは同社初の取り組みとなる。

 同開発では、「駅前広場」や歩行者の安全性向上を目的とした「道路の拡幅」「歩道の整備」、商店街と駅西口との回遊性の向上を目的とした「パッサージュ」「空地」など、地域コミュニティー形成を意識したインフラ整備を実施。敷地内には5000人分の飲料水を供給できる井戸を備えており、都心の重要な防災拠点となる。

 開催時間は12時~18時(雨天決行、荒天中止)。参加無料。

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