炭火焼き料理店「炙屋 小鉄」や「炙屋 鉄治郎」を展開するBOWS(文京区)は5月5日、神楽坂の路地に炭火焼きとワインの店「RaySam(レイサム)」(新宿区神楽坂2、TEL 03-3268-7447)をオープンした。
「『炙屋 小鉄』の1号店を始めた神楽坂でもう1店舗出店しようと計画していた」と同社取締役の相澤栄治さん。食材を自分で焼くスタイルの「炙屋 小鉄」とはコンセプトを変え、炭火焼き料理にワインを取り入れたメニューを提供する。店舗面積は30坪。店内には「おすすめ」メニューが書かれた黒板やワインを陳列した木棚を配置し、ビストロ風のカジュアルな雰囲気に仕上げた。カウンター席とテーブル席を合わせて総席数は54席。
メニューは、「炙屋 小鉄」でも提供する薩摩知覧鶏を使った「骨付きもも」(1本=1,029円)や「ぼんじり」(2本=609円)、「つくね とろとろチーズ」(1本=336円)、「厚切り牛タン」(1,470円)、「厚切りベーコン」(840円)などの炭火焼き料理をメーンに、「自家製ドライトマト」(399円)、「薩摩知覧鶏の自家製ハム」(714円)、「レバーパテ」(714円)、「トリッパ」(756円)などのワインに合うメニューも豊富に取りそろえる。
このほか「本日のおすすめ」メニューとして「水蛸(みずだこ)のカルパッチョ」(1,260円)や「あさりとムール貝 白ワイン蒸し」(1,029円)など、これまでにほとんど提供してこなかったという魚介類を使った料理にも力を入れていく。
ドリンクメニューは、約50種類のワインを中心に、生ビール(609円)、焼酎(578円~)、日本酒(630円~)、サワー(525円~)、カクテル(630円)など。ボトルワインは2,625円から用意し、赤ワインは店内の棚に陳列しているものを手に取って選ぶことができる。客単価は4,000円。
ターゲットは、飯田橋近隣の企業で働く20代後半~40代のビジネスマン。相澤さんは「カジュアルにふらっと立ち寄ってもらえるような店、ワイワイ楽しく活気のある店にしていきたい」と意気込みをみせる。
営業時間は17時~23時30分。日曜定休。