神楽坂に一軒家改装の日本料理店-地階にシャンパン・バーも

神楽坂の路地裏に同時オープンする「加賀生麩割烹 神楽坂 前田」と「Kagurazaka MAEDA L’escalier」。一軒家を改装し、1・2階を日本料理店、地下1階をシャンパンバーとして営業する。(画像=1階カウンター席)

神楽坂の路地裏に同時オープンする「加賀生麩割烹 神楽坂 前田」と「Kagurazaka MAEDA L’escalier」。一軒家を改装し、1・2階を日本料理店、地下1階をシャンパンバーとして営業する。(画像=1階カウンター席)

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 神楽坂の民家を改装した一軒家に5月14日、日本料理「加賀生麩割烹(かっぽう) 神楽坂 前田」(新宿区神楽坂3、TEL 03-6457-5020)とシャンパン・バー「Kagurazaka MAEDA L’escalier(レスキャリエ)」(同、TEL 03-6457-5021)が同時オープンする。運営は、東京・湯島で1912年創業の老舗高級食材店「スーパーマーケット加賀屋」や「エノテカ ピッツェリア 神楽坂 スタジオーネ」などを展開する加賀屋(文京区)。

シャンパン・バー「Kagurazaka MAEDA L’escalier」入口

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 飲食事業を立ち上げる際にさまざまなコンセプトの店を展開していくという構想があったという同社。これまではイタリアンを中心とした店舗展開を行ってきたが、今回は物件のイメージから構想していた中の一つである「日本料理」業態でのオープンとなる。

 1・2階を利用した「神楽坂 前田」の店舗面積は37坪。カウンター6席と個室4室の総席数は30席。中庭に臨む個室など純和風の空間で生ふや冶部煮など石川県の食材を使った日本料理を提供する。1階には地下1階のシャンパン・バーへ続く内階段があり、食事を終えた後バーへ行くことも可能。

 昼のメニューは、「能登」(3,675円)、「兼六」(4,200円)、「加賀」(5,250円)の3コース、夜は「友禅」(6,300円)、「九谷」(9,450円)、「輪島」(12,600円)、「前田」(15,750円)の4コースを設定。2日前までの予約制で、予算に応じた「料理長特別懐石」(21,000円~)も対応する。ドリンクメニューは、12種類の日本酒を中心に焼酎やビール、梅酒のほかシャンパンやワインなどを取りそろえる。

 もともと洋間として使っていた地下1階は、シャンパン・バー「レスキャリエ」として営業。店舗面積は24坪。1・2階とは異なる黒を基調にしたシックな雰囲気に仕上げた店内には、カウンターとテーブル席、個室のソファ席合わせて34席を用意する。メニューは「神楽坂 前田」と同じコース料理のほか、「旬菜三種盛り」(1,260円)、「手まり寿司三種」(1,160円)などのアラカルトやチーズ各種(740円~)、ドライフルーツ(1,260円)などのバーメニューも取りそろえ、シャンパンとワインを中心としたドリンクメニューを提供する。

 30代後半からのビジネスマンや地域住民をターゲットにとらえ、個室の多い「神楽坂 前田」では接待需要も見込む。「非日常的な空間で食事を楽しんでもらえれば」と広報担当者。想定客単価は、12,000円(神楽坂 前田)、4,000円~6,500円(レスキャリエ)。

 営業時間は、平日=11時30分~15時、17時30分~23時、土曜・日曜・祝日=11時30分~16時、17時~23時(神楽坂 前田)。17時30分~翌4時30分(土曜・日曜・祝日は翌4時まで)。2店舗とも月曜定休(祝日の場合翌日)。

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