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神楽坂におでんとレモンサワーの店「だしと檸檬」

「だしと檸檬」店長の高村菜穂子さん

「だしと檸檬」店長の高村菜穂子さん

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 おでんとレモンサワーなどを提供する「だしと檸檬(レモン)」(新宿区神楽坂3)が1月14日、神楽坂にオープンした。店舗面積は約14坪。カウンター8席、テーブル8席。

「だしと檸檬」のおでん

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 店長の高村菜穂子さんは、飲食店やバーでの経験を積み、縁あって同店を任されたという。高村さんは「可能な限り出来合いのものを使わず、ここでしか出合えないシンプルながらも奥行きのある料理を、落ち着いた場所で楽しんでもらいたいと考えた。バーでの勤務経験もあることから、バリエーション豊かなレモンサワーや焼酎も一緒に提供する。派手ではないが、飲食を通して日頃できないような感動の瞬間を提供できれば」と意気込む。

 おでん(280円~)は「大結び白滝」「自家製つくね」など20種類以上。だしは、職人がカビ付けと天日干しを3回以上かけて熟成させたかつお節「本枯れ節」や、羅臼昆布、あごだしを使い、塩のみで味付けする。かつお節は専用の削り器で0.01ミリの薄さに店で削るという。高村さんは「削りたてのかつお節はフワっと空気を含み、口溶けや香りも良い。かつお節や昆布、食材のうまみが溶け込んだだしを飲めば、その豊かな味に驚くはず。手仕込みの和からし、辛みそ、レモンコショウなどと合わせておでんを食べれば、味の変化も楽しんでいただける」と話す。

 「青海苔(ノリ)のだし巻き卵」(680円)など、おでんを使った創作料理のほか、「本枯節削りたて鰹(かつお)節TKG」(880円)などもお薦め。「自家清米を使うので、米自体の水分量も多くうまみも強い。卵の銘柄にもこだわったので、ぜひ締めに食べていただきたい」とも。

 レモンサワーは7種類。「瀬戸内レモンサワー」、にごり酒を使った「ホワイトレモンサワー」(以上800円)、「はちみつカルダレモンサワー」(900円)などのオリジナルサワーを用意する。レモンは、ワックス不使用で「酸味が穏やか」な瀬戸田レモンを使う。「レモンサワーのほか、『芋麦焼酎 歩く一日』など珍しい銘柄の焼酎も多く取りそろえるので、お酒好きな方にも満足いただける。一人でも、グループでも、気軽に足を運んで、思い思いの時間を過ごしてもらえれば」と来店を促す。

 営業時間は、17時30分~23時30分。土曜・日曜定休。

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